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2015/05/03

やはり銃はリボルバー

タナカのS&W「M49」はとても良い。持った感じ、撃った感じ、発射音、質感等良い。

S&W M49

でも“5連発”というのが若干アレだ。リボルバーは多くの場合“6連発”である。長くリボルバーを撃ってると6連発のリズムが体に染みつくのだがM49を撃つとたまに1発空で撃ったりしてしまう。逆に5連発リボルバーが染みつくと6連発リボルバーを撃った時に1発余るようなこともある。あと、2個のターゲットを撃つと片方3発、片方2発みたいなのがなんかキモい。そこで普段持ちのリボルバーを探すことにした。

昔、「渡米したら買う銃」について語った。昔から「M586」が好きなので欲しいのだが良いのは無い・・夜寝ながら S&Wホームページ を見ながら「他にないかな~」と探した。気になる銃を見つけてはガスリボルバーを生産・販売するタナカ社のラインナップにあるか調べた。

そこで見つけたのがM586を超える銃「M327」だった。

S&W M327

前回もお話したように駅長は昭和末期の人間だ。「リボルバー=6連発」という固定概念があった。しかしS&Wホームページを見ていると「さすが21世紀」と感じるようなリボルバーが多数存在していた。その中でも印象的だったのがM327だ。

M327はなんと“8連発”だ。

S&W M49 M327 シリンダー

M49とM327のシリンダー(弾倉)を比べてみるとこの通り。どちらも同じ弾丸を使うがM327は8発入るだけあってデカい。

S&W M49 M327

M327は「M29(44マグナム)」と同じ「Nフレーム」を採用しているので銃自体もデカい。

M327は金属の進化で産まれてきた銃とのことだ。その昔“357マグナム弾”はM586や「M686」のような大き目サイズ(Lフレーム)以上でしか常用できない強力な弾丸だったのだが“硬い金属”の登場で現在はほとんどのS&W社製リボルバーで常用できるようになっている。
昔は“357マグナム撃つならM586/M686”だったのに下位グレードの「M66(Kフレーム)」や「M60(Jフレーム)」でも常用できるとなるとM586/M686の存在意義が問われてくる。そこでM686は“7連発”へバージョンアップしたりもした。

S&W M686 Plus

その思想があったからかどうかは知らないが、M586/M686の上位グレードである「M27(Nフレーム、357マグナム)」のシリンダーを大きくした8連発モデル「M327」は登場した。リボルバー好きとしては8連発ってのは驚きだ。

S&W M27

ということで“M586推し”を卒業して“M327推し”になることにした。

8発もあるときっと2発余ると思うが、余る分には問題ナッシングだ。

書いた人→ 駅長

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