暇になったらマガジン下部を回そう
サバゲを初めてやる人や初心者が「弾が出ません」と言ってくるときのほとんどがぜんまいばねの巻き忘れというか巻きが弱いという話だ。とりあえず「カラカラカラカラ」という巻きの音が「カラガチカラガチ」になるまで巻いてチョンマゲ
電動ガン、エアコッキングガン、ガスガン等いろいろなマガジンがあるがマガジンの機構で言えば2種類になる。その2種類とは・・
・標準マガジン
・多弾マガジン
だ。基本的にはどっちを使っても良い。用途や作戦、考えに応じて使い分けるという感じ。駅長は狙って撃つM110やSTENやショットガンは標準マガジン、支援するM27やBARは多弾マガジンという感じで使っている。
標準マガジンとは、コイルスプリング押し出し式で、50発とか68発とか120発とか160発とか…まあ十分というか少ないというかそこそこの数の弾が入れられる。
多弾マガジンとは、ぜんまいばね押し出し式で、300発や400発、モノによっては1000発から3000発ほど装弾することができる。大量の弾を押し出すのにぜんまいばねを使うのでぜんまいばねを巻いて圧力を高める必要がある。
こちらは多弾マガジンを分解したもの。左側の歯車の中にぜんまいばねが入っている。
弾はマガジンの口が銃内の給弾ノズルと合体し、ロックが外されるとスプリングの力で送り込まれる。簡単な作りだが注意点もある。
スプリングの力が強いと最初の数発がエアノズルに力を与えて発射不良や初速のバラつきに影響したりする。数発が一気に送り込まれたりもする。逆に駅長のM110のように装弾数ばかり多くスプリングの力が弱いと最初は良いが残り数十発あたりから弾を送れなくなることもある。
多弾マガジンはぜんまいばねが押すので送弾が悪く感じてきたら巻いて圧を高めればいいのだが、中には設計ミスというか元々弱いというかどうしても送らないものもある。例えば最近流行りの0.28gをMP5やMP7の多弾マガジンに入れてみると送りが弱く感じると思う。マガジンの下部から出口までの通路に30発くらいあるだろうか?0.2gなら6g、0.28gなら8.4gになる。“2.4g程度”って思うんだけどその2.4gが押せなくなったり・・
まあマガジンの性能もいろいろあるってこってす・・
書いた人→ 駅長