スイッチについて
不定期で初心者~中級者向けに何かを説明するコーナー、今回は「スイッチ」。
電動ガンのトリガーを引くと、このスイッチが繋がり、バッテリーからの電気が流れ、モーターが動き、3つのギヤが回ってなかなかのトルクを出してピストンを引いて、スプリングの力によって押し出されたピストンの力で放出された空気の力でBB弾を発射する。同時にスイッチオフの機能が働いてオフになる。
これが電動ガンにおけるセミオート1回の動きだ。フルオート時はスイッチオフの動作がないので引き続き電気は流れ続け、モーターは回り続け、発射は続く。
電動ガンはトリガーを引きスイッチを接続するときにちょっとした火花が出たりするのだがちょっとした火花でも回数を重ねれば大きな傷になる。上記写真は最初銀色だった部分が焼けて銅が出ている。
スイッチの交換については「何万発撃った」ではなく「サバゲは基本セミオートしか使ってません」の方が必要性は高い。とくに電動ハンドガンはスイッチが小さいくせにセミオートでの使用が多いと思うので調子が悪くなってきたらスイッチの焼けを疑ってみたらいいだろう。
スイッチとセミオートの問題についてはだいぶ昔からFETこと「電界効果トランジスタ」を使ってうんぬんするって話があり、駅長も10年以上お世話になっている。いまだに「熱暴走してずっと発射されるから危険だ!」という人もいるが、まあオススメだ。
この数年くらいではSBDこと「ショットキーバリアダイオード」を使ってうんぬんするという話もある。安く入れられるので良いようだ。FETを入れるスペースがない電動ハンドガンなんかにオススメだ。
銃を何丁も持っていて使用頻度が低い銃はただのスイッチでもとくに問題ないのだが“愛銃は最高の性能にしておきたい”というのがある。そんな銃について相談されたら駅長はすぐに「ARESかDTMしかないすよ」って言うので注意注意。「SBDを・・」とか「FETを・・」みたいに言われても「そんなんでいいの?」って言っちゃう。
ARESかDTM>>>>>壁>>>>>FET>>SBD、ただのスイッチ
みたいな感じ。
が、駅長はどれもこれもARESやDTMという感じではない
M110はARES
BARはFET
SA58はFET
M27はただのスイッチ、フルオート専門みたいな銃だから気にしてない
G36Cはただのスイッチ、それほど出番はないから
「これはセミオートで使いたい!」とか「スイッチ壊れたかも!?」みたいなときに相談してチョンマゲ。
書いた人→ 駅長