サードアーム(3rd Arms)
寒い季節になると予備(サイドアーム)として電動のH&K「USP」を使っているのだが、こいつは普通にサバゲーの主武器(メインアーム)に使えるくらい強い銃なのでなんかつまらない。だからなるべくエアーコッキングのUSPを使っているのだが、たまに連射したいことがあり悩んでいた。
そんなある日「あぶない刑事」の映画が復活するというニュースを見て思い出したのが鷹山敏樹巡査長のサイドアームS&W「M49」だった。
M49はS&W社製リボルバーの中で一番コンパクトな「Jフレーム」アーキテクチャを採用している。Jフレームで有名なところでは「M36」というのがある。M49はM36をベースに撃鉄付近をフレームで囲った形をしている。これはポケットやバッグ等から取り出す時に撃鉄がひっかかって抜きにくくなるというのを抑止したいからだ。
銃身長は2インチ(これは40㎜)、口径は38(これは6mm)、装弾数は5(これも5発)。銀色の「M649」になると357マグナム弾も撃てる。
駅長のM49も鷹山巡査長同様にパックマイヤー社製グリップに変更しているので握りやすくなっている。この小指のグリッピングがポイントだ。チャンバーゴムを交換し、ホップパッキンも加工して安定化を図っている。
こちらは0.23g、5m、ダブルアクションでの射撃。初速は60m/s(0.2g)超えるくらい。命中してるのもあるが下にまとまる感じ。交戦距離が近く、相手が人間だと考えると全く問題ない性能だ。実際撃たれてみたが着弾感もある。
駅長は昭和末期の人間なので映画「ダーティーハリー」の影響を多大に受けている。今は50口径の時代かもしれないがヒーローの銃といえば44口径である。ということで21世紀になった頃に購入した「M29」もあるのだが、こいつは「Nフレーム」という大き目サイズで長い銃身の銃なのでサイドアームとしては微妙だった。
このサイズ差。M49はポケットに入れておくことができるので寒い季節でもガスタンクが暖まり、有事の際にも5連発程度なら問題なく発射できる。
ということで各種USPをサポートする「サードアーム」としてM49を持つようにした。
書いた人→ 駅長